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ビットコインは本当に通貨として使えるのか!?不都合な5つの真実

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ビットコインは使えるのか?

「ビットコインがお店で使えます。」ビックカメラや一部の店舗でビットコイン決済の受付が始まっています。

大手企業が決済手段として採用し始めたことで、現実社会でもビットコインが使えるお店が今後どんどんと増えていきそうな未来を想像できるようになってきました。

しかし、普及までの道のりはそう簡単ではありません。

ビットコインは通貨としての機能が最大の特徴ですが、現状圧倒的に日本円で決済した方が便利です。

そこで課題としてビットコインが使われるには以下の条件をクリアしなければなりません。

  1. 送金手数料の問題
  2. 着金時間の問題
  3. ビットコイン長者の存在
  4. ペイメントシステムの整備
  5. 法律の問題
手数料

まず、ビットコインには送金するために手数料が発生してしまいます。これは、当初、数円以下の微々たるものだったのですが、ビットコインの値上がりや、人気が高まることで、送金詰まりが起こり送金額が高騰したりと、不安定な状況が続いています。

セグウィットや、ライトニングネットワークなど手数料を抑えるための新しい技術が開発されていますが、ビットコインの仕様上、手数料が発生してしまいます。

手数料はシステムを支える参加者に支払われる報酬であり、DoS攻撃から守る為の設計(スパムを送ってシステムをダウンさせるにもコストがかかることでハッカーにメリットを与えない)でもあるためなくす訳にはいきせん。

ユーザーがわざわざ送金手数料を払ってまで決済利用するメリットはあるのでしょうか。

送金時間

ビットコインは取引を台帳に書き込む承認作業を完了させるためにおよそ15分の時間を必要とします。これでは、レジで待たされるようなことは現実的ではありません。

インターネットショッピングなど、時間を気にしないで良い環境であればそこまで問題はないでしょうが、対面取引では待ち時間は致命的です。

現状は、取引所の決済システムと連携することで、ビットコインを円に転換して決済しているという方式を取っています。

実際は、お客→ビットコイン→取引所→円→店舗という流れになっています。

ビットコイン長者

そして、ビットコインを使いたいというユーザーは、含み益を保有するビットコイン長者の存在です。昨年から大きな値上がりはあったものの残念ながら、日本では米国のように初期に始めたユーザーは少なく、ビットコイン長者自体が少ないのが現状です。

しかし、急激に資産を構築させた彼らの財布の紐は緩いはずなので、ここを上手く取り込めば、高額消費の促進に繋がる期待があります。

ペイメントシステム

取引所の決済システムやクレジットカード会社と提携したデビットカードが発行されていますが、まだまだ一般的に普及しているとは言えません。

ビットコイン以外のアルトコインなどでも店側が簡単に導入できるシステムを開発することや、店側の新たな顧客開拓メリットとして認知してもらえるような仕組みを考えていく必要があります。

法律

1番重要なのが、法律の整備です。現状ビットコインの取得単価と決済に利用した時点での時価が差益として雑所得扱いになります。

これでは、毎回使用履歴を計算する必要があるので、処理が煩雑になり現実的ではありません。確定申告などの手間を考えなければならない決済手段をわざわざ使おうとは思わないでしょう。

これには、一定額以下の支払いは非課税とする案や、年間非課税上限を設けるなどの案があります。

しかし、高額の消費を狙うのであれば、より大きな規制緩和が必要だと思います。

まとめ

このように、ビットコインは新しい通貨のようなものとして革命的であると賞賛されますが、実際の決済に使うとなると乗り越えるべくハードルは数多く存在することが分かってきます。

また、法定通貨を覆すアンチとしての存在が国にとっても良い印象をもたれていないでしょう。

ただし、現状の現金主義の状態が良いとは言えませんし、クレジットカードのシステムもバックでは膨大なコストがかかっています。

キャッシュレス社会を実現させ、より効率的な経済システムを導入していく課題を解決するには、ビットコインのようなブロックチェーン(公開台帳システム)が必須です。

まだまだ過渡期にある決済という領域ですが、いずれ効率的な方法が発明され普及していくように思います。

法律面でも、新しい支払いシステムのあり方にも期待しながら、引き続き仮想通貨全体を研究してくことを楽しんでいきたいと思います。